悪性高熱症患者の管理に関するガイドライン 2016

3.悪性高熱症の疫学

 本症は全身麻酔症例 10 万に 1〜2 人の頻度で発症する.1960 年から現在まで,わが国で 劇症型の発生総数は 400 症例を超え,男女比はほぼ 3 対 1 で男性に多い.本疾患は遺伝性 骨格筋疾患であることより,潜在的な素因者は相当数あると推察される.死亡率は 1960 年代 の 70-80%から 2000 年以降では 15%程度にまで減少してきた.特異的治療薬であるダントロ レンを使用した症例での死亡率は 10%以下に低下している.

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